白馬・山とスキーの総合資料館

"山とスキー"と共に暮らしてきた白馬村。
集落の人々は山案内人稼業に精出し、新手の宿泊・民宿を編みだす。
その後、スキー場を切り開き、多くのスキー教師を育ててきました。
そして現在、国内はもとより外国から多くのお客様をお迎えするまでに至りました。
それは山岳リゾート地への道のりを粛々と歩んできた成果でもあります。
「白馬・山とスキーの総合資料館」は山とスキーにまつわる先達らの伝承すべく知恵と創意を。
あわせて山岳リゾート地の未来へ一石を投じる展示内容を提案しております。
ごゆるりとご鑑賞ください。

山とスキーの企画展示室

山とスキーと共に暮らす。それは天候の急変が日常の中、知恵と創意、そして少しばかりの勇気とにどう折り合いをつけるかということです。山とスキーにまつわる諸々を過去・現在・未来の視点から16のブースで構成しました。将来的に通年山岳リゾート地のあり方をつぶさに模索検証します。

福岡孝行記念室

白馬八方尾根スキー場を切り拓いた人物こそ法政大学独語教授、福岡先生その人です。
先生のドイツ語は、当時世界の先端を駆けるオーストリアスキーとの熱い交流を醸造、わが国のスキー発展の礎をつくりました。

山とスキーの図書室

「山岳・スキー」関係の1万冊以上の貴重な本が展示され、手にして読み始めると、しばし時が流れるのを忘れるほど夢中になり、往時を偲べる空間で、懐かしさと新たな発見・感動が待っています。

民俗コーナー

細野諏訪神社・養蚕・農耕用具など......。馬とともに歩んできた白馬の農業の原点に触れ、古き良き時代にタイムスリップして、大自然とともに生きてきた人々の想いが息づくコーナーです。

営業時間

  • 営業時間10:00~16:30(最終入館16:00)
  • 開館日月曜日〜金曜日
  • 入館料大人300円、高校生200円、中学生以下無料
  • 住所長野県北安曇郡白馬村北城八方文化会館2階
  • お問い合わせ八方文化会館 電話:0261-72-2477